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スリースポットグラミー 本来の姿 [原種グラミー]

採集ポイント.jpg
ベトナムもどんどん開発が進みこうした水辺はこの辺りじゃ珍しい景色になってしまった。
昔はこのような景色を簡単に見ることができたしそれが好きだったけれど、今やほとんどが埋め立てられ魚一匹とるのにも苦労する程だ。
人々の生活は便利になったがコンクリートだらけで草木や土の匂いが感じられないもの寂しいものである。
そんな数年後にはきっと埋め立てられて、なくなってしまうであろう場所で逞しく生きる魚を紹介させてください。



DSCN0782.jpg
【スリースポットグラミー】
学名Trichogaster trichopterus
東南アジアに広分布
左にいるのはクローキンググラミー

スリースポットは昔から大好きな魚の一種なので持ち帰ってきました。
日本にいながら原種を探してみたものの、どこのショップもいるのは改良種のみ。
古くから親しまれている魚でもあるし知らないアクアリストはいないだろう。だが、スリースポットグラミー本来の体色を知らない人は結構いるのではないだろうか?



グラミー1のコピー.jpgグラミー1のコピー2.jpg
↑この二枚の写真はオス個体ですが採集後しばらく白いバケツでストックしていたため色飛びしています。

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↓こちらwebから引用画像
自然下では黒いゼブラ模様と尻びれのオレンジ色がいいコントラスを出していて非常にカッコいいです。
三ツ星.jpg

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一般的に流通しているのは、おそらくトリコプテルス( trichopterus)種の亜種とされる(スマトラ島南西部に分布)ブルーの発色が強い個体群から作られた改良種と考えています。(これと言った裏付けはありませんが、笑)

子供の頃、川遊びでよく捕れる魚の代表格だったせいか
【ブルーグラミー】=【スリースポットグラミー】として売られたりしていることに、すごく違和感を覚えるのです。
例えば、尾の大きなモザイクグッピーをワイルドグッピーと称して売っているのと同じくらいに!!(笑)
個人的には上記の二つを分けて考えたい。

現在では色々な熱帯魚の原種が輸入されているこの日本で、こういった古くから知られるマイナー種の原種が見られないのは、ただ単に改良種に比べ原種が地味だからだけが原因ではない気がします。
もっと色んな方に、こういった地味な原種の地味な魅力を見てもらいたいのと、いつの日か日本にいながらwild Trichogaster trichopterus が買える日を夢見てマイペースにブログを続けていきたいと思います(笑)
僕が知らないだけで、実はショップにいるのを見たことある方とかいましたら是非教えてください。



スリースポットグラミー♀.jpg
家にいるメス三匹の中でもっとも小さい個体(7センチ弱)
オスに比べ背びれの先が丸く小さいことと頭から背中にかけてのラインがなだらかなのが特徴です。


スリースポットグラミー♂.jpg
これがオス。まだ若いのでこれから色も上がり、ひれも伸びてくると思います。




こうして見ると流通しているスリースポットグラミーとは明らかに発色に違いがあります。
熱帯魚と言えばどうしても鮮やかな南米の魚を想像しがちですが、こうしたアジアの素朴で野性味溢れる魚の魅力も再確認してほしい。





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